選別は女性の味方
女性というグループの中には能力、意欲など様々な個人が含まれていますが、外部からそれを識別することはできません。
女だから差別されたと怒るまえに、こうした選別試験に合格することによって自分の能力や意欲を証明すれば、道は開けるのです。
さらに女性の場合、教育投資の効果は自分自身が職業をもって得る賃金だけでは測ることができません。
どのような配偶者を得、彼がどの程度の賃金や地位を得るかということも考慮すべきでしょう。
女性の教育はかつては花嫁道具の一つとして、この点についてだけ重視されていたのに比べ、その重要性は薄れてはいるものの、いまだに教育は配偶者選択の一大要因です。
配偶者の選択に当って、男性に対して職業、収入、学歴が重視されているほどには女性の学歴や職業は重視されていません。
しかし、結果をみると、日本の夫婦では夫と妻の学歴が同程度という組合せが最も多いのです。
妻より夫の学歴の方が高いという組合せがそれにつぎ、妻より夫の学歴が低いという割合は極めて少ないのです。