選別は女性の味方 7
もっとも、現在でも各家庭のレベルではそういう情報収集は行なわれており、「先見の明」のある親、世間知らずでない生徒は賢い選択を行なっていることをいい添えておきます。
現在、女医や弁護士などのキャリアをもっている40歳、50歳の女性をみると、彼女たちの才能に感嘆するばかりでなく、その進路を選択した彼女あるいはその周囲の人びとの先見の明に感心させられるのは、私だけではないでしょう。
日本の大半の大学生は、大学の4年間をモラトリアムの期間、青春をエンジョイする期間と心得ているといってもいいでしょう。
ここに大学卒業後、実用面にかなり近い資格試験が用意されれば、様相はかなり異ると考えられます。
現在でも、医師国家試験が裏口入学や私立医大の乱立のいちおうの歯どめとなっているように、国家試験により高等教育機関がまじめに学生を教育するようになるでしょう。
たとえば、現在の各県で行なわれている教員採用試験とは別に、一律の教員免許籍試験を行なう(実技や教授法は各県の採用試験でもいいでしょう)。
公認会計士試験や司法試験について各科目ごとの資格認定を行なう。
実用数学検定試験を実用英語検定試験のように行なう・・・
というようにします。
もちろん、現在の司法試験のように30歳、40歳になってからも受験できるようにして、育児が終了した後の女性でもチャレンジできる道を開くのです。